花の定期便はドライフラワーにもなる？ドライフラワーにするメリットや作り方、おすすめサービスまでご紹介

花の定期便は定期的に自宅に素敵な花が届くサービスですが、生花を楽しめる期間は限られてしまいます。

そのため、定期便で届いた生花をドライフラワーにして楽しみたいという方もいるでしょう。

でも「花の定期便はドライフラワーに向いている？」「ドライフラワーになりやすい花の定期便は？」という疑問もありますよね。

今回の記事では、花の定期便はドライフラワーに向いているのか考えていきたいと思います。

結論から申し上げますと、花の定期便の生花をドライフラワーにすることはメリットが多くおおすすめですが、「ドライフラワーに向かない花もある」「生花を楽しめない」など注意点もあります。

花の定期便の生花をドライフラワーにするメリットデメリット、作り方、ドライフラワーに向いている定期便までお伝えしていきましょう。

ドライフラワーにできるなら花の定期便を利用してみたいと思えるはずですよ。

花の定期便でドライフラワーは楽しめる？

花の定期便を利用してみたいけれど、数日～1週間程度で花が枯れてしまうならもったいない…と躊躇する方は多いでしょう。

でも、そんな生花でもドライフラワーにして長く楽しむことができれば、考えが変わるかもしれませんね。

しかし、花の定期便はドライフラワーに向いている？ドライフラワーになりやすい花の定期便は？という疑問がある方も多いでしょう。

まずは、この問題から考えてみましょう。

花の定期便はドライフラワーに向いている？

花の定期便は、季節に合った旬な花が届くサービスなので、基本的に生花を楽しむことを目的にしています。

そのため、ドライフラワーに向いているのかが疑問ですよね。

せっかく届いた新鮮な生花をドライフラワーにするのはどうなんだろう…という方もいるでしょう。

花の定期便の生花をドライフラワーにするメリットはあるのでしょうか。

ドライフラワーになりやすい花の定期便は？

また、ドライフラワーになりやすい花の定期便はどれ？という疑問もあります。

花の定期便がドライフラワーに向いているとわかっても、最近は様々なタイプの花の定期便があるので、選んだ定期便がドライフラワー向きではない可能性もあります。

ドライフラワーになりやすい花の定期便があれば知りたいですね。

このような疑問があると、なかなか花の定期便を始めることができないでしょう。

次の章では、花の定期便でドライフラワーを楽しめるのか知るために、メリットデメリットを考えていきたいと思います。

その上で、ドライフラワーになりやすい花の定期便も具体的にご紹介していきますね。

花の定期便はドライフラワーにおすすめ！嬉しい3つのメリット

「花の定期便はドライフラワーに向いている？」という疑問の答えを知るために、花の定期便をドライフラワーにするメリットを考えてみましょう。

「花の鮮度が良いのできれいなドライフラワーが作れる」「少しずつドライフラワーにすることができる」「ドライフラワー向けの花が含まれている」というメリットが考えられます。

1つずつご説明していきますね。

メリット①花の鮮度が良いのできれいなドライフラワーが作れる

花の定期便は、鮮度が良い花が届くのできれいなドライフラワーが作れるというメリットがあります。

花の定期便の魅力は鮮度が高い花が届くということです。

お届け日に合わせて市場などから摘み立ての花を仕入れて発送してくれるので、新鮮な花が届くという仕組みになっています。

「新鮮な花は生花で楽しむほうがいい？」と思うかもしれませんが、新鮮な花は生花はもちろん、ドライフラワーにも最適なんです。

ドライフラワーは枯れはじめた花を使うイメージがあるかもしれませんが、きれいなドライフラワーにするためには鮮度が重要。

鮮度が良い花を使うと、きれいなドライフラワーになりやすく、長持ちもしやすくなりますよ。

メリット②少しずつドライフラワーにすることができる

花の定期便は少しずつドライフラワーにすることができるというメリットがあります。

ドライフラワーは「乾燥させるだけで作れる」と思うかもしれませんが、意外ときれいに仕上げるのは難しいもの。
ポイントは1本ずつ丁寧に乾燥させることです。

たくさんのお花を頂いた時にブーケのまま逆さに吊るして乾燥させたけど、きれいなドライフラワーにならなかった…ということはありませんか？

本数が多いと乾燥しにくいので、初心者の場合はちょっと難しいです。

基本的に花の定期便は毎月少しずつ花が届くサービスなので、毎回少しずつドライフラワーを作ることになるでしょう。

1本1本乾燥させることで、初心者でもきれいなドライフラワーが作れますよ。

メリット③ドライフラワー向けの花が含まれている

花の定期便には、ドライフラワー向けの花が含まれるということもメリットと言えますね。

花の定期便は、基本的に生花を楽しむものなので「ドライフラワー向きの花はなさそう」と思うかもしれません。

でも、バラをはじめ、スターチス、カスミソウ、ミモザなど、ドライフラワーにピッタリの花が含まれていることが多いです。

このような花は初心者でも比較的簡単にドライフラワーにしやすい花なので使いやすいですよ。

華やかな花が多いので、ドライフラワーにしても存在感があるでしょう。

また、「メインの季節の花＋葉物や枝物」の組み合わせで届くことが多いのですが、メインの花だけでなく、葉物や枝物もドライフラワーにおすすめ。

みずみずしいグリーンとは違ったあたたかみのある味わいに仕上がりますよ。

このように、花の定期便をドライフラワーにすることで「花の鮮度が良いのできれいなドライフラワーが作れる」「少しずつドライフラワーにすることができる」「ドライフラワー向けの花が含まれている」というメリットがあります。

花の定期便はドライフラワーに向いている？という疑問がある方も、このようなメリットがあるなら試してみたくなるでしょう。

しかし、ドライフラワーにすることにはいくつか難点もありますので注意が必要です。

次の章でお伝えしていきますね。

花の定期便はドライフラワーに向いていない？おすすめできない3つのデメリット

花の定期便を生花にすることで得られるメリットについてご説明してきましたが、「ドライフラワーに向かない花もある」「生花を楽しめなくなる」という難点もあります。

この難点も考慮した上で、花の定期便を利用するかよく考えてくださいね。

詳しくご説明しましょう。

デメリット①ドライフラワーに向かない花もある

花の定期便の花にはドライフラワーに向かない花もあるという難点があります。

どんな花でもドライフラワーに向いているわけではありません。

水分が多い花や、花びらが薄い花などは、乾燥させてもきれいなドライフラワーにはならないでしょう。

花の定期便の花をドライフラワーにしようとしても、結局上手く作れずに断念してしまうかもしれません。

花の定期便には「ドライフラワー向けの花が含まれている」というメリットがあることをお伝えしましたが、どんな花の定期便でもドライフラワーが作れるわけではないということはデメリットとして覚えておきたいですね。

デメリット②生花を楽しめなくなる

花の定期便の花をドライフラワーにすると、生花を楽しめなくなるというデメリットもあります。

「届いたは花は、まず生花で楽しんで、元気がなくなってきたらドライフラワーにしよう」と思うかもしれません。

しかし、きれいなドライフラワーにするためには、新鮮なうちに乾燥させて作ることが大事なので、届いた生花はできるだけ早く乾燥させる必要があります。

そのため、生花を楽しめる期間は数日だけになってしまうでしょう。

新鮮な生花を長く飾っておきたいという目的で花の定期便を利用したい方には、大きなデメリットになりますね。

花の定期便の花をドライフラワーにして楽しむ方法

花の定期便の生花をドライフラワーにすることはメリットが多く、賢い方法と言えます。

ただし、「ドライフラワーに向かない花もある」「生花を楽しめなくなる」というデメリットもあるので注意が必要です。

でも、これらのデメリットは、ドライフラワーに向いている花を知り、そのような花が多い定期便を選ぶことである程度解消することができます。

さらに、ドライフラワー向けの花はドライフラワーに、それ以外の花は生花にして楽しむことで上手く利用できるでしょう。

花の定期便の花をドライフラワーにして楽しむ方法について解説してきましょう。

①ドライフラワーに向いている花が届く定期便を選ぶ

どんな花でもドライフラワーに向いているわけではありませんので、花の定期便を選ぶ時には、ドライフラワーに向いている花が送られてくるかチェックしておく必要があります。

そのためには、ドライフラワーに向いている花について把握することが大切です。

ドライフラワーに向いているのは、「花びらが多い花」「水分が少ない花」です。

以下のような花はドライフラワー向きと言えます。

目安にはなりますが、このような花が含まれている定期便ならドライフラワーに向いていると言えるでしょう。

それぞれの花の定期便の公式サイト、公式Instagramを見ると毎回送っている花の情報が投稿されていることが多いので、どんな花が多いのかチェックできますよ。

ドライフラワー向きの花が多く含まれていれば、ドライフラワー向きの定期便とわかりますね。

一方、ドライフラワーに向いていない花は、「水分が少ない花」「花びらが薄い花」です。

以下のような花はドライフラーには向いていないでしょう。

このような花をメインで扱っている花の定期便はドライフラワー向きではないと言えますね。

特にチューリップやカーネーションはよく花の定期便に含まれる花なので注意してくださいね。

②ドライフラワー向けではない花は生花として楽しむ

花の定期便で届いた花をドライフラワーにしようと思うと、生花を楽しむ時間が短くなってしまいます。

しかし、実際には全ての花がドライフラワー向けではありませんので、ドライフラワー向けの花は優先的にドライフラワーにして、それ以外の花は生花として楽しめば良いでしょう。

月1回の定期便を利用する場合、生花だけだと花のない期間がどうしてもできてしまいますよね。

しかし、ドライフラワーにすれば半年ほど楽しむことができますので、生花のない期間でもドライフラワーは常にあるという感じになりますね。

生花とドライフラワーも楽しむことで、お得に花の定期便を利用することができるでしょう。

しかし、「先に生花を楽しんでからドライフラワーにすればどちらも楽しめるんじゃない？」と思う方もいるかもしれませんね。

ところが、ドライフラワーは新鮮なうちに乾燥させないと上手く作ることができないため、ドライフラワーを楽しみたい場合は、新鮮なうちに作るのがベターです。

また、風通しが良い室内に置くときれいに仕上がり、長持ちしやすいので、家の中でベストな場所を探してみてくださいね。

ここまで「花の定期便はドライフラワーに向いている？」という疑問に答えるために、花の定期便の花をドライフラワーにするメリットをお伝えしてきました。

ドライフラワーにすることで花の定期便をより楽しめることがおわかりいただけたと思います。

「ドライフラワーに向かない花もある」「生花を楽しめない」というデメリットもありますが、また、ドライフラワーに向いている花を知り、そのような花が多い定期便を選ぶことである程度解消できることもお伝えしてきました。

ドライフラワー向けの花はドライフラワーに、それ以外の花は生花として鑑賞すれば、賢く花の定期便を活用できるでしょう。

しかしながら、最近は様々なタイプの花の定期便があるので、その中から1社を選ぶのは大変もしれませんね。

そこで次の章では効率よく花の定期便選びをするために、ドライフラワーにおすすめの花の定期便4選をご紹介したいと思います。

ドライフラワーにおすすめの花の定期便4選！

ここからは、ドライフラワーに向いている花の定期便を4社ご紹介したいと思います。

どんな点がドライフラワー作りにおすすめなのか解説していきましょう。

ドライフラワーのプロが手掛けるドライフラワーに特化した定期便「グリーンピース」

グリーンピースは、長年ドライフラワーを用いてフラワーインテリアをデザインしてきた会社が手掛ける花の定期便です。

ドライフラワーを作りたいけど、どんな花を選べば良いかわからない方に向けて、ドライフラワーに向いている花だけをセレクトしています。

ドライフラワーに向いているポイント

グリーンピースがドライフラワーを楽しみたい方に向いている定期便である理由は以下3点になります。

①長年ドライフラワーを作ってきた会社が手掛ける定期便なので安心

まず、長年ドライフラワーに携わってきた会社なのでとても安心感がありますね。

ドライフラワーを知り尽くしたプロがセレクトしてくれるので、自信をもってドライフラワー作りができるでしょう。

ドライフラワーの老舗だからこそ発信できる情報も満載なので、ドライフラワー初心者の方はきっと勉強になると思いますよ。

②ドライフラワーに特化している

この定期便はドライフラワーになりやすい花を厳選して届けてくれるので、「この花はドライフラワーになる？ならない？」と迷うことがありません。

届いた花をまとめてドライフラワーにしたい方でも満足できるサービスですね。

③ドライフラワーの作り方がわかりやすい

グリーンピースは、ただ花を届けるだけではなく、ドライフラワーの作り方もわかりやすく教えてくれるところがポイント。

基礎から応用まで教えてもらえるので、ドライフラワーの魅力をより実感できるでしょう。

このように、ドライフラワーに向いている花の定期便をお探しなら、まずは検討していただきたい定期便です。

ただし、ドライフラワーに特化したサービスなので、生花の鮮度はやや落ちることもあります。

ドライフラワーも楽しみたいけれど、メインは生花を楽しみたいという方には、ちょっと物足りなさがあるかもしれません。

この点だけ考慮して選んでくださいね。

スターチス、カスミソウなどドライフラワー向けの花が充実！「ブルーミー」

10万世帯突破の実績ある人気花の定期便の「ブルーミー」。

おしゃれな花がポップな箱に入ってポストに届く便利なサービスということが話題となり人気を集めています。

ドライフラワーに向いているポイント

ブルーミーがドライフラワーを楽しみたい方に向いているポイントは以下2点です。

①ドライフラワー向けのかわいい花が多い

こちらの花の定期便では、スターチス、カスミソウなどドライフラワーに向いている花が高い頻度で入っています。

長さもそれほど長くないので、気軽にかわいいドライフラワーが作れるでちょう。

②少しずつドライフラワーを作る楽しみがある

ブルーミーの花の量は少なめですが、少しずつドライフラワーが作ることができてちょうど良いです。

大量のお花をドライフラワーにすると大変ですが、数本だけだと簡単なので、初心者でも上手く作れるでしょう。

ドライフラワーに向いている花が届くたびに少しずつ吊るしてドライフラワーにしていけば、いつのまにか大きなブーケになるかもしれませんね。

このように、気軽にドライフラワーを作りたい方にピッタリの花定期便です。

ただし、ブルーミーは生花がメインなので、ドライフラワーに向かないチューリップやカーネーションなどの花も多く含まれています。

毎回全ての花がドライフラワーにできるわけではない点だけ覚えておいてくださいね。

こちらから、ブルーミーのお花情報をチェックできますのでご覧ください。

ブルーミー(bloomee) 詳細はこちら

豪華なバラのドライフラワーするならこちら！「クチュリエ・ウーノ(CouturierUno)バラの定期便」

クチュリエ・ウーノ(CouturierUno)バラの定期便は、45年の伝統ある高級薔薇専門店と神田うのさんデザインによるバラの特化した定期便です。

ドライフラワーの王道と言えばバラですよね。

クチュリエ・ウーノはちょっとお値段は高いですが、その分、ボリュームあるバラのブーケが届くので、豪華なバラのドライフラワーを作ることができるでしょう。

ドライフラワーに向いているポイント

クチュリエ・ウーノがドライフラワー向けなポイントは以下2点です。

①45年の伝統ある高級薔薇専門店と神田うのさんデザインによるバラの定期便

こちらの定期便は、老舗バラ専門店と神田うのさんがコラボした定期便ということで、ハイセンスなバラが届くと評判です。

バラは生花の状態では華やかでも、ドライフラワーにするとやや魅力が半減してしまうことも。

こちらの洗練されたバラなら、ドライフラワーもセンス良く仕上がるでしょう。

②ボリュームがあるので豪華なドライフラワーになる

クチュリエ・ウーノでは、お値段が高めな分ボリュームのある豪華なブーケが届くのが魅力です。

リーズナブルな花定期便の場合は、バラが含まれることがあっても1～2本程度なので、豪華なドライフラワーにはならないでしょう。

こちらの定期便なら、1回分のバラでも、存在感のあるドライフラワーブーケが作ることができますよ。

このように、クチュリエ・ウーノはドライフラワー向けと言えるでしょう。

ただし、中には水分が多くドライフラワーになりにくいバラもありますので注意してください。

こちらから、どんなバラの花が届くのかご覧いただけますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

CouturierUno(クチュリエ・ウーノ) 詳細はこちら

味わいのあるドライフラワーを楽しめる「F.定期便 緑の花の定期便」

F.定期便 緑の花の定期便は、季節ごとの緑の花と枝物、葉物がアレンジされたブーケが届く定期便です。

みずみずしい状態の生花だけでなく、日がたつにつれて変化する花を楽しめるようなブーケとなっていて、ドライフラワーにも最適です。

ドライフラワーに向いているポイント

緑の花はドライフラワーにするとナチュラルな茶色になり、みずみずしい緑とは違い可愛らしい表情になります。

味わいのあるドライフラワーを楽しむことができるので、ドライフラワー向けの定期便と言えるでしょう。

緑のドライフラワーはちょっと珍しいので、お部屋に飾っていたら来客時にも話題になりそうですね。

しかしながら、緑の花のドライフラワーちょっと好き嫌いが分かれるかもしれませんのでご注意ください。

こちらからどんな花のブーケが届くのかよく確認してみてくださいね。

F.緑の花の定期便 詳細はこちら

花の定期便はドライフラワーにして長く楽しもう

今回は、花の定期便をドライフラワーにする方法について解説してきました。

花の定期便の花をドライフラワーにすることで、「花の鮮度が良いのできれいなドライフラワーが作れる」「少しずつドライフラワーにすることができる」「ドライフラワー向けの花が含まれている」というメリットがあります。

いくつか難点もありますが、ドライフラワーに向いている花を多く扱っている花の定期便を選ぶこと、ドライフラワーと生花をバランスよく楽しむことで、花の定期便でドライフラワー生活を満喫できるでしょう。

生花もドライフラワーも両方上手く使い分ければ、花の定期便を2倍楽しむことができますね。