花の定期便は月一回がちょうど良い⁉毎月花のある生活を楽しむ方法とは

最近話題の花の定期便を利用して花のある生活を送りたいとお考えの方は多いでしょう。しかし、花の定期便を利用する際に迷うのが「頻度」ですよね。

花の定期便は、月一回、週一回、隔週一回など頻度を選べるのが特徴ですが、その中でも多いのが「月一回」の頻度です。

でも「月一回の頻度ってどうなの？」「月一回で毎月花のある生活を楽しめる？」と疑問がありますよね。

今回の記事では、花の定期便を月一回で利用することがおすすめな理由、おすすめできない理由を解説していきます。

月一回のペースは「豪華な花を選ぶことができる」「月一回のスペシャル感がある」「お手入れの負担が少ない」という点でおすすめですが、花を楽しめる期間が短いという難点があります。

しかし、できるだけ花を長持ちさせる工夫をすれば、毎月楽しむことができるでしょう。

花の定期便を月一回の利用で楽しむ方法がわかれば、納得した上で花の定期便を始めることができますね。

花の定期便のおすすめ頻度は？月一回は多い？少ない？

せっかく花の定期便をはじめるなら、最適な頻度で利用したいですよね。

花の定期便は月一回、週一回など頻度が様々です。

「月一回だけ」「週一回と隔週一回だけ」など、サービスによって頻度が決まっていることも多いので慎重に選ぶ必要があります。

週一回、隔週一回だけの花の定期便を始めてみたところ、「月一回のペースが良かった…」となったら残念ですよね。

月一回のペースで利用するケースが多い花の定期便ですが、毎月一回のペースは多いのでしょうか？それとも少ないのでしょうか？

それがわからないと、どのサービスを選ぶべきかわかりません。

花の定期便は月一回がいい？毎月届くコースがおすすめな3つの理由

花の定期便はあなたに合ったペースで利用することが大切ですが、一般的な頻度は「月一回」でしょう。

月一回のペースがおすすめな理由は、「豪華な花を選ぶことができる」「月一回のスペシャル感がある」「お手入れの負担がない」ということです。

詳しくご説明していきますね。

豪華な花を選ぶことができる

毎月お花にかけるお金は限られるでしょう。

花屋で花を買う場合でも、花の定期便の場合でも、「1ヶ月5,000円」など、ある程度の予算を決めますよね。

そのため、週一回、隔週一回の定期便を利用する場合には、1回あたりの金額はおさえることになるでしょう。

毎週お花が届くのは嬉しいですが、1回分のお花が少ないと物足りないですよね。

月一回にすれば、1回あたりの金額はやや高めにすることができて、ボリュームのある豪華なプランを選べるようになるでしょう。

月一回だけであっても満足感があるので、物足りなく感じることはないですね。

月一回のスペシャル感がある

週一回、隔週一回のペースだと、前の花が枯れる前に次の花が届くこともあり、常に花を飾っておけるでしょう。

常に花があるのは素敵なことですが、特別感がなくなってしまい、飽きてくることもあるでしょう。

月一回はちょうど良いスペシャル感があると言えます。

「次はどんなお花が届くかな」「早く次のお花が届かないかな」とワクワクと楽しみに待つ期間があるのも良いですね。

お手入れの負担が少ない

忙しい方にとって花のお手入れは面倒ですよね。

週一回の頻度で花が届くと、いつも花のお手入れを繰り返すことになるので大変かもしれません。

平日は仕事で家にいない方、子育て中で子供のお世話や家事に追われている方の場合は、花のお手入れがストレスになってしまうでしょう。

月一回ならお手入れの負担が少ないので、無理なく続けられますね。

余裕をもって丁寧にお手入れすることもできるでしょう。

花の定期便は毎月届くのはNG？月一回の頻度がおすすめできない理由

花の定期便を月一回で利用する3つのメリットについてご説明してきまたが、一つ難点もありますのでお伝えしておきましょう。

「花を楽しめる期間が短い」ということが、月一回をおすすめできない理由です。

花を楽しめる期間が短い

月一回の頻度で定期便を利用すると、どうしても花がない期間が長くなってしまいます。

切り花の寿命はそれほど長くないですよね。

例えば、送られてきた日から一週間花を飾って楽しむことができたとしましょう。

その場合、残りの三週間は花がない状態になってしまいますね。

週一回の頻度なら、一週間で枯れてしまっても、またすぐに次の花が届くので、常にお部屋に花を飾ることができますね。

このように、花の定期便の月一回の頻度は、毎月花を楽しめる期間が限られてしまうという難点があります。

しかし、月一回ペースだと、「豪華な花を選ぶことができる」「月一回のスペシャル感がある」「お手入れの負担がない」という利点があるため、利用しやすいペースであると言えます。

そこで次の章では、花を楽しめる期間が短いという難点を解消するために、できるだけ花を長持ちさせる方法をご紹介したいと思います。

花の定期便を月一回で利用するなら花を長持ちさせることが大事！毎月すべきお手入れ方法を解説

花の定期便を利用するなら、一般的とされている月一回ペースが利用しやすいでしょう。

しかし、当たり前のことではありますが、週一回、隔週一回ペースよりも花を飾る期間は短くなってしまいます。

そのため、月一回で花の定期便を利用するなら、少しでも長い時間お花を楽しめるように長持ちさせることが大事です。

いつも数日で花が枯れてしまう…という方は多いでしょう。

しかし、切り花は、しっかりお手入れすれば意外と長持ちするものです。

以下は、季節ごとの切り花の寿命の目安になります。

• 4～5月頃、10～11月頃：7日～10日
• 12～3月頃：10～14日
• 6～9月頃：4～5日

このように、夏の暑い時期は短いですが、それ以外の時期は2週間近く楽しむこともできます。

そのためには、しかるべきお手入れ方法を知り、実践することが大切です。

毎月花が届いたらしておきたいお手入れ方法をご紹介していきましょう。

①花瓶をきれいに洗う

花瓶の水を頻繁に取り替えてきれいにしようという方は多いと思いますが、そもそも花瓶が汚れていると、どんなに水を替えてもきれいな状態にはなりません。

花瓶が汚れていると、花から発生するバクテリアなどが繁殖してしまいます。

そのため、まず花を生ける前に花瓶をきれいに洗っておくことが大事です。

中性洗剤などを使い、スポンジできれいに洗っておきましょう。

②届いたらすぐに開封する

花の定期便の花が届いたら、すぐに開封することが大切です。

花の定期便で送られてくる花はきれいに梱包されていることもあり、忙しいとついつい「開封は明日でもいいかな」と思ってしまうかもしれません。

定期便の花はしっかり保水された状態で送られてきますが、できるだけ早く水に浸すことで鮮度を維持できるようになります。

③水切りをする

開封したら中の花を取り出し、茎の先に保水剤がついていればきれいに洗いましょう。

その後、そのまま花瓶に活けても良いのですが「水切り」という一手間をすることで、ぐんと長持ちしやすくなります。

水切りとは、茎を水に浸し、数センチだけ斜めに切ることです。

斜めに切ることで茎の表面が大きくなり、そこからたっぷり水を吸い上げられるようになります。

水切りのポイントは水の中で行うこと、よく切れるハサミでスパっと切ることです。

水の中で行うことで、切り口が乾くことを避けるだけでなく、切り口から入った空気が気泡となり水の吸い上げを妨げることを防ぐことができます。

また、スパっと切ることで茎の中の管を潰さずにカットできるので、水の吸い上げがスムーズになります。

開封してすぐにカットする時は3～5㎝が目安です。その後も、毎日1～2㎝ずつ切っておくと、より長持ちしやすくなります。

④延命剤を使う

ほとんどの花の定期便では、切り花と一緒に延命剤が入っています。

延命剤とは、切り花に栄養を補充したり、バクテリアの繁殖抑制などのために使うものです。

切り花を入れる花瓶には、必ずこの延命剤を入れておきましょう。

⑤花を置く最適な場所を探す

花を長持ちさせるためには、花を置く場所も重要です。

花が傷みやすい場所に置いてしまうと、数日で元気がない状態になってしまうこともありますので注意しましょう。

ポイントは以下2点になります。

暑い場所は避ける

温度が高いと水の温度も上がりバクテリアなどの細菌が繁殖しやすくなってしまいます。

暖房がガンガンにきいている場所や、直射日光があたる場所はNGですね。

乾燥しやすい場所は避ける

反対に扇風機やクーラーのきいた場所も避けましょう。

風があたり乾燥しやすい場所に置くと、水分がどんどん奪われてしまうからです。

どうしても乾燥しやすい場所に置く場合には、霧吹きで水分を与えてあげると良いでしょう。

この2点を注意して花を置く場所を選ぶことで、花の鮮度が維持しやすくなります。

花を置く時はインテリアとのバランスを考えがちですが、長持ちしやすいことを優先したいですね。

⑥毎日水をかえる

切り花の切り口の有機物質からバクテリアが発生するので、花瓶の水は汚れやすくなります。

そのままにしておくと花はどんどん元気を失ってしまうでしょう。

花瓶の水は毎日取り替えてきれいにしておくことが大事です。

水を替えるタイミングで、さきほどお伝えした「水切り」をしておくと、水をしっかり吸い上げることができるでしょう。

⑦余計な葉は取り除く

切り花は葉がたくさんついていると、花に十分な水分が行き渡らなかったり、葉から水分が蒸発してしまう場合があります。

また、水に浸かっている状態の葉があると、水が汚れやすくなってしまいます。

そのような余分な葉は取り除いてしまいましょう。これにより花が元気な状態になるでしょう。

このような方法で毎月お手入れをすれば、花の種類にもよりますが10日～2週間程度花を楽しめるでしょう。

月一回だけのプランでも、月の3分の1～半分は花を楽しむことができますね。

花の定期便を月一回で利用するならこちらがおすすめ！毎月利用したい花の定期便3選

ここまで、花の定期便を月一回利用する利点と難点、さらに「短い期間しか楽しめない」という難点を解消するためのお手入れ方法もご紹介してきました。

でも、具体的にどんな花の定期便を選んだら良いか迷う方もいるでしょう。

ここからは、月一回で利用するのにおすすめな花の定期便3社をご紹介していきます。

月一回ペースに向いている花の定期便を選ぶためには、さきほどの利点と難点を踏まえ、以下のポイントをおさえると良いでしょう。

1. 月一回プランがあるか
2. 鮮度が高い花か
3. 豪華なボリュームの花か

そもそも月一回プランがない花の定期便もありますので、まず月一回プランがあることを確認しましょう。

また、花を楽しむ期間をできるだけ長くするためには、長持ちさせる工夫だけでなく、もともと鮮度が高い花であることも大事ですね。

また、月一回の頻度の場合は、スペシャル感のある花という点も重要です。

気軽に利用できるコンパクトなブーケではなく、ある程度豪華なブーケが良いですね。

このようなポイントをチェックしながら、3つの花の定期便を見ていきましょう。

ハイセンスなお花を月一回のお楽しみにしたい方におすすめ「リフト」

「農園から皆様のお手元へ」をコンセプトに、産地と提携し新鮮な花を届けてくれるリフト。

雑誌やテレビで紹介されることもある人気の花定期便です。

花を飾るだけでなく読み物がついていたり、コーヒー豆とのセットプランもあるなど、他とは異なる魅力があります。

配送回数は月一回のみとなっているので、月一回で利用したい方に向けたサービスですね。

①鮮度の高い花か

リフトは、全国にある信頼できる農家とだけ提携し、注文を受けた分だけ、それぞれの提携農園から花を送るシステムになっています。

そのため、鮮度が高さは信頼できるでしょう。

鮮度を保つためのお手入れ方法などが書かれた読み物「ジャーナル」もついているので、初心者でも安心です。

②豪華なボリュームの花か

(画像出典：リフト)

このようにリフトの花は、どこに置いても華やぐような豪華な花が届きます。

本数は9本程度なのでそれほど多くはありませんが、メインの花が豪華なので、満足感がありますね。

花のプロが選んだハイセンスな花というところも魅力です。

このように、センスの良い豪華な花が届くので、月一回でも十分楽しめるでしょう。

花が終わっても、花のコラムなどが満載の読み物「ジャーナル」を楽しめところも嬉しいですね。

しかしながら、この読み物がいらないと感じる方もいるでしょう。

ただの紙ではなく立派な冊子なので、「邪魔になる…」「読み物はいらないからその分安くしてほしい」と感じる方もいるかもしれませんね。

「ジャーナル」はこちらから試し読みできますので、これに魅力を感じるかどうかチェックしてみてくださいね。

リフト(LIFFT) 詳細はこちら

予算や好みに合わせて選びたい方におすすめ！「ひとはな」

登録者10万人以上という大人気の花定期便「ひとはな」は、花の色やボリューム、頻度が自由に選べるのが特徴です。

頻度は、週一回、隔週一回、月一回から選べるようになっていますね。

①鮮度の高い花か

ひとはなの花は、市場近くに出荷拠点から直送しているので、市場で仕入れたばかりの新鮮な花が届きます。

品質管理も徹底していて、専属フローリストが品質チェックした上で発送されているので安心ですよ。

②豪華なボリュームの花か

(画像出典：ひとはな)

ひとはなの特徴は、花のボリュームを3～16本まで選べるところです。これは他の定期便にはなかなかないサービスです。

月一回で利用するなら、ボリュームにあるプランを選ぶと良いでしょう。

こちらは、4,400円と5,500円のプランになります。これだけたくさんの季節の花が届くなら、月一回でも十分楽しむことができますね。

このように新鮮な花が送られてくること、ボリュームたっぷりの本数を選択できることから、月一回におすすめの花定期便と言えます。

しかも、ボリュームだけでなく7種類のカラーから選ぶこともできるため、毎回自分にぴったりの花を送ってもらえるのも嬉しいですね。

リーズナブルなプランと比べると、ボリュームのあるプランは高く感じてしまう点は気になりますが、費用をおさえたいなら、ボリュームの少ないプランから始めれば良いですね。

こちらから詳しい情報をご覧いただけますのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

ひとはな(Hito Hana)詳細はこちら

高級バラ専門店のブーケを贅沢に楽しみたい方におすすめ！「クチュリエ・ウーノ(CouturierUno)バラの定期便」

こちらは、45年の伝統ある高級バラ専門店「ローズギャラリー」と神田うのさんセレクトのバラのブーケが届く定期便です。

毎月バラをメインにした豪華な花束が届くと評判の人気サービスとなっています。

①鮮度の高い花か

クチュリエ・ウーノ(CouturierUno)バラの定期便を手掛けるのは、45年の伝統あるバラの専門店、しかも高級バラに特化したお店なので、新鮮な花ばかりが送られてくるでしょう。

丁寧に梱包されて届くので、鮮度が保たれていて安心ですよ。

②豪華なボリュームの花か

(画像出典：クチュリエ・ウーノ)

クチュリエ・ウーノ(CouturierUno)バラの定期便の魅力は、ズバリ豪華さでしょう。

ボリュームがありゴージャスなブーケになって送られてくるのが特徴です。

2つの花瓶に分けて楽しむこともできるほどです。

月一回の贅沢としてふさわしい花定期便と言えますね。

このように、クチュリエ・ウーノ(CouturierUno)バラの定期便は、毎月一回のお楽しみとしてピッタリのサービスです。

「いつもバラだと飽きそう」と思う方もいるかもしれませんが、毎回違ったカラーやテイストのバラが送られてくるので、飽きる心配はないでしょう。

バラの専門店ならではのこだわりの花が毎月届きますよ。

ただし、その分お値段はやや高め。送料もかかるため、他の花の定期便と比べると費用の面ではハードルが高いかもしれません。

しかし、これだけ豪華なバラのブーケが送られてくることを考えると、試してみて損はないでしょう。

こちらからもっと詳しい情報をチェックしましょう。

CouturierUno(クチュリエ・ウーノ) 詳細はこちら

花の定期便は月一回のペースがおすすめ！毎月のお楽しみにピッタリの花の定期便を選ぼう

今回は花の定期便を月一回ペースで利用することについて解説してきました。

花の定期便は週一回、隔週一回、月一回などのペースを選ぶことができますが、はじめて利用する方は、月一回が無難でしょう。

「豪華な花を選ぶことができる」「月一回のスペシャル感がある」「お手入れの負担が少ない」というメリットがあるので利用しやすいです。

ただし、月に一度だけだと花を楽しむ期間が短いという難点もあります。

できるだけ長持ちするようなお手入れをすることが大切です。

さらに、月一回で利用する花定期便を選ぶ場合には、「月一回でも楽しめるボリュームのある花が届くこと」「鮮度の高い花が届くこと」をおさえて選ぶと良いでしょう。

毎月のお楽しみにふさわしい花の定期便を選んで、花のある生活を楽しみましょう。